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平成28年度櫛田川東黒部堤防整備工事  


国土交通省中部地方整備局三重河川国道事務所様から受注させていただいた「平成28年度櫛田川東黒部堤防整備工事」においてi-constructionによる施工をスタートしました。 国土交通省では、「ICT の全面的な活用(ICT 土工)」等の施策を建設現場に導入することによって、建設生産システム全体の生産性向上を図り、もって魅力ある建設現場を目指す取組であるi-Construction(アイ・コンストラクション)を進めています。詳細は国土交通省のHP等をご参照ください。

 今回、上記工事で弊社において初めてi-constructionを活用した施工を行ないました。まずは、ドローン(UAV)による測量から始め、3Dデータの図面作製、そのデータを使用したICT土工(3Dデータを組み込み、GNSSにより制御された建設機械による施工)、そして最終は3Dデータによる図面等の納品までの一連の流れで進めていきます。
 それぞれの状況に関して動画等によりご紹介していきたいと思います。

●ドローンによる測量 2016.11.18
この日、ドローンによる測量が行われました。ドローンは雨天時は飛行できませんので、晴れた日、風が弱い日を選んで飛行させます。機体等は、事前に綿密に準備・確認を行ったうえで飛行させます。事前に、飛行経路をデータにて入力してありますので、離陸後はGNSSにより自動で飛行します。
今回は、5回飛行させましたが、各基準のポイントを捕捉しながら写真を撮影し、問題なく終了することができました。
この後、撮影した膨大な写真をもとに3Dデータの図面作成等が始まります。


以下は飛行状況の動画です。



●3Dデータの図面完成 2016.11.25
先日、ドローンによる測量結果を専用ソフトで解析し、下のような図面が
作成できました。今後、この図面に基づいて、GNSSを使用した建設機械による
施工が始まります。



●ICT土工による施工開始 2016.12.15
いよいよ、ICTを活用した土工が始まりました。測量結果によるデータを入力した建設機械により、
施工を行います。GNSS(汎地球測位航法衛星システム)を利用して、建設機械を自動制御し
オペレーターの操作を簡素化し、施工精度・効率の向上、品質確保が図れます。




以下はICT建設機械の作業中の動画です。

●ネットにおける作業進捗状況等の管理 2016.12.16
今回、コマツさんの「KomConnect」を使用し、当現場に関係する建設機械や土量に関する
情報をICTでつなぎ、現場を「見える化」しています。
PCからアクセスし、リアルタイムの進捗状況等を把握し、効率的な施工に反映させていきます。




●現在の作業進捗状況 2016.12.22
現在の現場の進捗状況です。
下記の画像のように日々刻々と進捗する作業の状態が
一目でわかるようになっています。




● 2017.3.13
盛土工が終了し、出来高管理(設計値と実際の出来高の値の差を測定管理する)
を行うため、再度ドローンを飛ばし測量をしました。
今回の現場は、測量したデータをアメリカの会社に伝送し、
時差の関係(こちらが夜の間、向こうは昼なので作業ができる)もあり
翌日には完成した測量データを返送してもらうことができました。
通常ですと、1週間以上データ整理に時間が取られますが、
かなり時間短縮につながることが実感できました。